1949-05-17 第5回国会 参議院 農林委員会 第20号
それで差益の制度につきまして原價が昂騰しておるために、差益が事実上発生しないように思われる点もあるかと思いますが、その点につきましては單純に新旧價格の差額を、差益として徴收するということをいたしませんで、原則としましては生産業者には差額の三分の一を控除いたしますし、更に特殊な原價が特殊な事情によつて昂騰しておる場合には嚴密な査定をいたしまして、指示額を作りまして、それと新價額との差額を徴收するというふうな
それで差益の制度につきまして原價が昂騰しておるために、差益が事実上発生しないように思われる点もあるかと思いますが、その点につきましては單純に新旧價格の差額を、差益として徴收するということをいたしませんで、原則としましては生産業者には差額の三分の一を控除いたしますし、更に特殊な原價が特殊な事情によつて昂騰しておる場合には嚴密な査定をいたしまして、指示額を作りまして、それと新價額との差額を徴收するというふうな
この移動價格算定方式——ムーヴイング・アプリーズというか、それはどういう方式かというと、前年のストツク量と当年の生産量とを決めて新旧價格をプールする。それで差益というものを見ないというような計算方式であるというふうに覚えておるのでありますが、それについてそのストツク量の資料をどこから取つたか。その統計はどこの統計によつたか。
價格差益は今度追加予算で十七億以上が計上されておるのでありますが、大藏大臣は公定價格、これが引上げられればストックについて新旧價格の差額から莫大な利益が生ずる、だからこれを納付させることは当然であるというお答えであつたと思います。
請願の趣旨は、價格差益処理規則に基いて、新旧價格の五分の一を業者が保留することが認められておるが、この保留取得を許された分はいわゆる未確定利益であるから、これを未決算の仮受金として処理することを認め、五ケ年くらいに分割して利益に計上することを許すよう措置されたいというのであります。